昼食は、朝食で不足したでんぷんを補う程度で十分です。
おなかがすいていなければ、無理に食べる必要はありません。
通常の場合、昼食にはエネルギー源となるでんぷん質、疲労回復効果のあるクエン酸(柑橘類に多い)を含んだ食べ物が適しています。
今回は春のフルーツ、グレープフルーツについてご紹介します。
【 グレープフルーツ 】
グレープフルーツには、クエン酸やビタミンCが豊富に含まれているので、疲労回復や美肌保持に役立ちます。
また、肝機能を高める働きもあります。
果肉が黄色い「ホワイト」という品種と、果肉の赤い「ルビー」という品種がありますが、「ホワイト」の方が、疲労回復には効果があります。
ビタミンCは抗ストレスビタミンとも言われ、ストレスの解消に役立ちます。
体の疲労に限らず、精神的な疲れも癒してくれることでしょう。
食べる量は、一度に3・4袋でも良いでしょう。
春は、体の基礎づくりをする季節です。
この時期、しっかりでんぷん質とミネラルをとっておくと、肝臓を強化することができます。
やがてくる夏を元気に過ごすためには、この春のでんぷん質とミネラルの取り方がカギとなります。
「暑さに弱い」「毎年、夏バテしてしまう」という方は、特にしっかりととるよう心がけましょう。
・次回は、でんぷんを多く含んだ『春の昼食におすすめの献立』をご紹介します。